SaaSus PlatformのSDKの設定

SaaS ID と API キー、クライアントシークレットの確認

まず、SaaSus 開発コンソールで API キーを表示します。このキーはアプリケーションの設定に使用されます。

「SaaS ID」は通常、デフォルトで生成されます。必要に応じて、既存の「SaaS ID」を使用するか、「SaaS ID の再発行」ボタンをクリックして新しいIDを生成することもできます。

初期状態では、「APIキー」は自動的に生成されません。必要に応じて、「APIキーの発行」ボタンをクリックして新しいキーを1つ発行してください。

備考

実際にSaaSの運用が開始された後、「SaaS ID の再発行」を行った場合、SaaSアプリケーション内で使用している SaaS ID も更新する必要がありますので、ご注意ください。

また、外部に API キーが漏洩しないよう、細心の注意を払ってください。このチュートリアルで表示されている API キーはすでに使用できない状態になっています。

SaaSus SDK 利用の準備

では、さきほど準備したサンプルアプリケーションを開発環境で開きましょう。

冒頭で行ったとおり、 init.sh を利用して Docker コンテナが立ち上がっており、

• Laravel なら http://localhost/board で、
• Express なら http://localhost/login/ で、

サンプルアプリケーションが動いていることを確認してください。

まず、 SaaSus Platform を使うためには、 SaaSus SDK をアプリケーションに組み込みます。

• Laravel なら Composer
• Express なら npm

を使います。

ターミナルを開き、SDKのセットアップを行います。

Laravel (Bash)

repo$ docker compose exec php bash
root@xxx:/var/www# cd api
root@xxx:/var/www/api# composer require saasus-platform/saasus-sdk-php

Express (Bash)

repo$ docker compose exec node bash
root@xxx:/app# npm install saasus-sdk
root@xxx:/app# exit

環境変数の設定

SaaSus SDK のインストール後、利用に必要な環境変数を設定します。

まず、api ディレクトリ内にある .env.example ファイルをコピーして .env ファイルを作成します：

cp api/.env.example api/.env

作成した .env ファイルを開いて、以下の内容を入力してください。

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SaaSus Platform 用の環境変数

SAASUS_SAAS_ID="あなたの SaaS ID を入力"
SAASUS_API_KEY="あなたの API キーを入力"
SAASUS_SECRET_KEY="あなたのクライアントシークレットを入力"
SAASUS_LOGIN_URL="あなたのログイン画面の URL を入力"

各値は、SaaSus 開発コンソールの以下の画面で確認できます：

• 基本設定 > APIキー 画面：SAASUS_SAAS_ID、SAASUS_API_KEY、SAASUS_SECRET_KEY
• 認証認可 > 認証詳細設定 画面：SAASUS_LOGIN_URL

これで SDK の基本設定が完了しました。