メインコンテンツまでスキップ

行動履歴ログ

概要

行動履歴ログでは、ユーザーがSaaSを操作した履歴を確認することができます。

備考

行動履歴ログはアドバンスドプラン以上のお客様のみご利用いただけます。

SaaS運用コンソール > ユーザー管理 のActions内にある「行動履歴ログ」から閲覧することができます。

users activity-history-log

ユーザーがSaaSの画面を遷移した履歴が時系列順に表示されます。 ログの保持期間は最大1ヶ月です。

設定方法

GetUserInfo を実行する際に Referer または X-SaaSus-Referer ヘッダーを設定します。 両方とも設定した場合は X-SaaSus-Referer が優先されます。

言語毎のSDKの実装例は以下になります。

例えば Laravel を使用する場合、以下のようになります。

AntiPatternInc\Saasus\Laravel\Middleware\Auth を使用します。

<?php
use Illuminate\Http\Request;
use Illuminate\Support\Facades\Auth;
use Illuminate\Support\Facades\Route;

// Middleware\Auth 内で GetUserInfo を実行する
// リクエストヘッダーの"Referer","X-SaaSus-Referer"を取得し、 GetUserInfo の実行時にヘッダーとして付与する
Route::middleware(\AntiPatternInc\Saasus\Laravel\Middleware\Auth::class)->group(function () {
Route::get('/users', 'App\Http\Controllers\UserApiController@index');
});

SaaSの画面からSaaSへHTTPリクエストを送信する際に Referer または X-SaaSus-Referer ヘッダーを設定します。

Referer ヘッダーはブラウザが自動で設定しますが、URLのパス部分が省略されている場合があります。 期待した値が設定されない場合は X-SaaSus-Referer ヘッダーを手動で設定します。

await fetch(url, {
headers: {
'X-SaaSus-Referer': window.location.href.split('?')[0]
}
});

行動履歴ログで表示されるのは Referer または X-SaaSus-Referer ヘッダーを付与して実行した GetUserInfo の履歴になります。そのため、ある画面に遷移した時、SaaSへHTTPリクエストを送信しない場合や GetUserInfo を実行しないHTTPリクエストのみを送信する場合、その画面への遷移は記録されません。