SaaSus Platform関連のFAQ
Q. サービスが停止した時の対策として、どのような対応が可能でしょうか?
切り替えて業務継続可能でしょうか?
A. 東京リージョンには 3 つの Availability Zone があり、全てで同時に障害が発生しない限りサービスは停止しません。
AWS 各リージョン全 AZ 停止は過去に一度もなく、リスクは極めて低いと考えています。
大阪リージョンを利用したマルチリージョン DR 構成も検討可能ですが、人的リソースの停止やコスト面を考慮し、要件に応じてご判断ください。
Q. ログイン画面のデザインは変更可能でしょうか?
A. 現状、SaaS開発コンソールから変更できるのは「サービス名」と「アイコン」のみです。
将来的に CSS 等のカスタマイズ対応を検討する可能性があります。
独自フロントエンドで呼び出す実装も可能ですが、バージョンアップ追従の手間が発生するため推奨していません。
Q. ユーザー ID とテナントの紐付けはどのような関係性でしょうか?
A.
- 1 人のユーザーは複数のテナントに所属可能
- 1 つのテナントには複数のユーザーを登録可能
- ロールはテナント単位で付与でき、テナントごとに異なる権限設定が行えます
Q. 対応ブラウザの制限はありますか?
A. 現時点での動作保証対象は macOS 上の Chrome のみです。
ただし、Firefox、Edge、Safari など主要ブラウザの最新版でも動作確認は行っており、特別な制限はありません。
Q. インターネット未接続(イントラネットのみ)環境での利用は可能でしょうか?
A. 現状、インターネット接続を前提としたサービスのため、イントラネット環境のみではご利用いただけません。
Q. セキュリティ(脆弱性)はどのように担保されていますか?
A.
- インフラ層:AWS マネージドサービスで OS 以下を保護
- アプリ層:脆弱性検査ツールで依存パッケージを継続的にスキャン・更新
Q. SaaSus Platformコンソールからのバック アップ・リストアは可能ですか?
A. SaaSus Platformコンソールでは、任意バックアップ/特定時点リストア機能は提供しておらず、必要な場合は API 経由でのバックアップをご検討ください。
Q. プランによってユーザー数の制限がありますが、無制限プランでも性能面の問題はありませんか?
A. お客様専用データストアを標準提供し、計算処理は負荷状況に応じてオートスケールする構成のため、無制限プランでも大規模ユーザー数に対応可能です。
具体的な性能要件(ユーザー数・アクセス傾向・ピークなど)をご提示いただければ、性能試験を実施しご提案いたします。
Q. SLA(可用性保証)はありますか?
A. 現在、SLA 付きプランは提供しておりません。
Q. AWS 以外の基盤で利用可能でしょうか?
A. 基本機能はクラウド非依存で利用可能です。
ただし、Amazon EventBridge や AWS Marketplace 連携機能は AWS 環境のみ対応しています。
Q. UI/UX での制約事項はありますか?
A. 特に制約はありません。React、Vue.js などのフロントエンド実装やサーバサイドレンダリングにも対応しています。
具体的な要件があればお問い合わせください。
Q. マイクロサービス活用事例はありますか?
A. 現時点で公開事例はありませんが、WMS など特定機能をマイクロサービス化することでスケーラビリティ向上が期待できます。ご相談の上ディスカッション可能です。
Q. 指定したドメインの URL から SaaSus Platformコンソールを透 過的に表示できますか?
A. お客様には SaaSus Platformの利用が透けて見えない設計です。
ただしブラウザ開発者ツールで通信内容を確認すると SaaSus Platform へのリクエストが確認できます。
Q. 複数環境(本番/ステージング)でユーザー管理は共有されますか?
A. 環境ごとにユーザー管理は独立しており、本番とステージングでユーザーが混在することはありません。
Q. 役割管理機能の具体的なユースケースを教えてください。
A. 例えば以下のような運用が可能です:
- 荷主/管理者/作業者 といったロールを定義し、ロールごとに表示メニューや操作権限を制御
- 拠点情報 と組み合わせることで、
- 拠点Aの管理者には「拠点Aの作業者稼働状況」を表示
- 拠点Aの作業者には自分の拠点のデータのみアクセス許可
- 他拠点の情報にはアクセス不可
Q. テナント情報を SaaS 側で参照できますか?(帳票の会社名や住所印字などに利用したい)
A. はい、可能です。
標準では住所や電話番号などの詳細情報は含まれていませんが、
SaaS開発コンソールの「テナント属性定義」から必要なフィールド(例:住所、電話番号、担当者名など)を追加できます。
追加した属性は API 経由や画面表示で取得できるため、帳票印字用データとしてご利用いただけます。